肥料投入

 何とか残った、3本の無花果の挿し木。
 ちょっと持ち上げてみると発根が確認できました。


 もう6月だし、
 発根もしてるし、
 肥料あげても・・・いいよね?
 ということで、野菜用の遅効性肥料を三本指一つまみほど投入。


 ・・・大丈夫だよね?
 肥料をあげた後に、心配になってきました。
 とはいうのも、挿し木では肥料を上げないのが定石だからです。
 理由は主に2つ

・土を無菌状態にするため

当たり前といえば、当たり前なことですね。

・発根を促進させるため

「無栄養状態の方(栄養飢餓状態)が発根しやすい」とか諸説あります。


ただ、これらに関する知見がインターネットを探してもないんだよねぇ・・・
って、あるじゃん!


真野 隆司,イチジクの苗木育成時における施肥量,ひょうごの農林水産技術「農業編」150号 pp.8 2007.3
http://hyogo-nourinsuisangc.jp/3-k_seika/hygnogyo/150/150_8.pdf

これですよ、これ。
私が知りたかったのはこれなんです。
著者によると「ポット栽培で充実した苗木を育成するには、成分量3g以上の三要素肥料が必要であった。」
とのこと。


ちょっと私の場合、1つまみは多かったかも知れませんが
ともかく一安心です。


さすがは兵庫県
いちじくの国内生産量第3位の県。