知識社会におけるロボット

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141109-00040925-gendaibiz-bus_all


(以下、引用)
 「かつて洗濯は手作業で行っていましたが、洗濯機の登場でその仕事は奪われました。しかし、それによって余った時間を使って新しい技術や知恵が創造された。こうして人類は発展してきたわけです。現在起きているのも同じことです。


 ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業には向いていません。となれば、人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中できるようになるわけです。人間がそうして新しいスキルや知性を磨くようになれば、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開いていけるのです」
(引用終わり)



 要するに、現状の産業構造は既存のものとしてロボットがこれを担い
 将来の産業構造は、娯楽などの「豊かな時間」を提供するものに変わっていく・・・ということですかね?


 いや、大学院の講義で「物質的な産業から娯楽産業へシフトしていく」と、
 生越教授が仰っていたのを思い出しまして、そういうことなのかなぁと。


 言語学者からすれば「人々が思い描くようなロボットは、100年経っても出来ない」と言い
 かたや産業界では「すぐ目の前にある」と言い、どちらが正しいのか私には分かりかねます。


 方や、人間の余暇が増えればクリエイティブな仕事は増えるか。
 今でも暇人が多い世の中なのに、新しい哲学や宗教が生まれている様子もなく
 それはあまりに世界を楽観視し過ぎているのではないか?


 世界って、もっと小さく狭くても良いと思うです。
 自分を中心として、その半径を大きくすればするほど、自分の大切なものが何が何やらワカラなくなってくる。
 故に、私の小さな世界から見ると、こうした記事に首を横に振らざるを得ません。
 あまりに楽観的過ぎます。