同居人の考える淑女

同居人曰く
「男は不自由なので、男を自由にさせるのが真の淑女」なのだそうです。


実は、元同僚が結婚式を挙げまして
周囲のご婦人が、旦那さんに向って
「僕は○○さんを幸せにします!」
と大声で宣言させたとか。
その際、元同僚には絶対に幸せになって貰いたい一身で
何度も「声が小さい!」「もっと大きく!」と囃し立てようです。


と、この時点で同居人が大爆笑。
「良い話だろ?」
そう私がつぶやいたら
真顔になって「いや、そうじゃない。その女どもは淑女ではない」
と急に「淑女とは何ぞや」を述べ始めたから、さあ大変。


「女は元々自由なの。だから、男に幸福を求める発想の時点で間違ってる」
「本当の女ってのはね、男を自由にするんだよ」
そういえば、確かに同居人は私を拘束したりはしませんね。
釣りに行きたきゃ行け。
旅行したいなら行って来い。
遊びたいなら勝手にしろ。
ただ、同居人の店のツケを何故か払わされてるんですけどね。


同居人を考え方はかなり変わっていますが、否定するには及ばず。
私が言うのもなんですけど、やっぱり変わり者だなぁ。