こんなにも小さかったのか
今日は会社を休みました。
最初は風邪で体が動かないと思っていたのですが、どうも今日は仕事をする気分ではなかったようです。
1日、何もしない日になりました。
食べては寝て、寝ては読んで、読んでは食べて、食べては寝て・・・。
そんな一日を過ごし、7時ごろに目が覚めた瞬間。
一瞬だけ、まともな自分が出てきました。
思索中のロボットを手に取り、自らの手で触れたとき
「こんなにも小さかったのか」
そのあまりにも小さな存在に、そして小さい存在が私の全ての要求を受けてきたことに驚くと同時に、
もう涙がぽろぽろと出てきてしまうのです。
要求は大きくなるばかりで、
私自体がそのための勉強を怠っている。
そのための時間を、お金を、全てを怠っている。
仕事や人間関係を心配をして、労力を費やし、ストレスを感じ
その反動で、要求がただただ漠然と大きくなっていただけだ、と。
私は私に対して「初心に戻れ、馬鹿野郎!」と言いたい。
元はそんな姿を思い描いていたのではなく
もっとシンプルで
もっと根底はしっかりしていたじゃないかと。
こんなにも小さな存在に、どこまで重石をかけるつもりなのかと。
私みたいな、こんな馬鹿はいないと思った瞬間、また涙がぽろぽろ。
ようやく、まともな頃の私が目を覚ました気がしました。