初心忘れるべからずから20年
忘れてないけど、色々失ったものは大きかったなぁ。
テロメアから始まった生物学への興味は、いつしか法学・言語学へと様変わりしながら
それでもまだ諦めていないのです。
私が10歳のときに「これだ!」と思った、その対象に。
普通、人生経験があればあるほど
初心なんぞはどこへやらで現実主義になるものです。
もしくは、アニメやゲームといった非現実的なモノに逃げ込むか。
どちらにしても自分自身を変えていき、最適解を見出すのが人間と言うものです。
人生も半分終わってなお、まだ現実主義にもなれず、非現実的なモノにも逃げ込まずにいられるのは
おそらく10歳のとき「これ以外に、他に何もいらない」と
ひたすら泣きながら追い続けた、その初心を忘れていないからだと思います。
忘れてはいないのに・・・。
忘れてはいないのに、いつまでも何もせずにいたら
一生何も出来ないままだということを、いつになったら自覚することやら。
そのためには手を動かし、本を読み、何か作ってみることです。
しつこい性格は、それ自体が大した才能なのですから使わない手はありませんよ。