『お年玉付郵便はがき』に思うこと

 年賀状の当選番号が19日、発表されました。
 残念ながら、私の手元に届いた年賀状で当選はありませんでしたが…。 


 さて、この『お年玉付郵便はがき』が一民間人の発案により生まれたことは有名な話。
 「年賀状を復活させれば、お互いに消息が分かり合えるだろう」
 そんな中で生まれた、極めて優れたideaです。


 そもそも年賀状というのは、年賀の挨拶の代わりであって
 日頃あっておらず年賀の挨拶を書面に拠り伝えるもの。
 しかし、それ以前の問題として戦後の混乱期であり、具体的にどうこうできるインフラはない。
 その前提に立って、これだけのideaを大臣にまで提案したその行動力は、賞賛に値します。


 さて21世紀も14年経過し、これだけ情報科学と流通、私含めた暇人というインフラもリソースもあるなか
 この『お年玉付年賀はがき』を超えるideaが世に出てくるのか…。
 そう考えると、当選番号や商品に目がくらむ自分の思考が恥ずかしく思えてなりません。