蕎麦と日本酒

 春の薫り漂う夕方。
 蕎麦を茹でつつ、お冷がちょうど良い温さです。


 葱を切って、出汁に醤油を垂らし、今日の晩酌はざる蕎麦と相成りました。


 昨日から薬を止めているので、お猪口一杯程度ならばアルコールを飲んでも酩酊状態にはなりません。
 蕎麦を啜りつつ日本酒を一口、口に含みます。
  ( ゚Д゚)ああ、よくぞ日本人に生まれけり
 そんな心境。


 一番いいのは蕎麦がきなのですが、そのような高尚な趣味は持ち合わせず
 お腹とお財布と相談して、やはりここは蕎麦なのです。


 2人前の蕎麦もあっという間に平らげ、お猪口に半分程度残った酒を飲み干します。
 ( ゚Д゚)このほろ酔い加減は、日本酒じゃないと無理なんよね
 千鳥足になる前に、食器を片付け、布団に横になりつつ本を読む。


 贅沢な休日の使い方です。