Jerusalem

 BBCプロムスの最後に流れる曲。
 『エルサレム
 落ち着いた良い曲ですが、歌詞は極めて難解&反権力的。





 

Among these dark Satanic Mills?

とか

I will not cease from Mental Fight.

とか。
 そこかしこに決して怯むことのない精神が見えるので、私は好きです。


 エルサレムと言えば、いわずと知れた聖地。
 その聖地をしてこの歌です。
 「英国人は根性が曲がってる」と早合点するかも知れませんが(まあ、個人的に否定はしかねますが)、そうではなくて単純に「人間らしさ」を感じるから好きなのです。
 いくらシステムを変えようとも人間がダメだから、どこまでいってもダメなのです。
 人間である以上は、どんなことにも不完全で出来損ないが生じる。
 そんな人間であることを反対するのでもなく、逃げるのでもなく、ただただあ立ち向かって行く歌詞に
 私は惹かれるものがあるのだと思います。