コンデジと画素数について

 私の愛機は、オリンパスのμ750です。
 いまから5年(?)くらい前のコンデジでして、かなり癖のあるカメラです。
 当時フィギュアの浅田選手のCMを見て
 (゚∀゚)うわ欲しい!
 とまあ、衝動買いした品でございます。


 画素数は710万程度でしたか。
 南は鹿児島から、北は北海道まで使いまくりました。
 ネジは取れ、表面も剥げてきて、かなりボロボロ。


 そんなわけで先月、母からお古を戴きました。
 富士フィルムJ24。
 こちらは画素数が1020万。
 μ750より画像は綺麗。


 でもね。
 私が初めて手にしたコンデジって画素数300万程度だったと思うんですよ。
 ポラロイドのPDC3070。
 大学時代に使ってましたけどね。
 「とうとうコンデジ銀塩と変わらないレベルになったんだなぁ」ってパシャパシャ撮りながら思ったものですよ。
 もはやフィルム写真と変わらない画像だったのですから、驚いたものです。


 それがあーた、今や画素数は1800万を越え、中には3000万とか4000万とか。
 もうムーアの法則にしか思えないほど、画素数が増えてきているわけでして。
 でも、画素数が上がればそれでいいのか、と言われると何ともいえない。
 鼻の穴まで綺麗に撮れるレベルだからいいとか、それはなんかちょっと違う。


 あの一眼とは違う「さっさと撮っちゃいました」感が出るのが、コンデジの魅力なのかなぁと。
 木村伊兵衛のように、ちょっとボヤけた写真でもいいじゃないと。
 というわけで、暫くは古いコンデジを使い倒すと思います。