逆転の発想
女はご主人様で、男は奴隷だ。
とある女性作家のこんな意見を聞いて、思わず「おぉ!なるほど!」と思ってしまいました。
「何故、人類の歴史には女があまり出てこないのか?」
以前から疑問に感じていたことが、マルッと収まった気分になったのです。
「全てを疑え」というのは、概念をはかる上で大変重要な手法なのですが、実際にやろうと思うと出来ないものです。
特に、「前提条件」は疑おうと思ってもできない。
というより、疑いすらかけない。
例えば、「女性参画の機会を増やさない限り、今後の経済成長はありえない」という前提条件があり
その是非を問わんとすれば、大抵の場合、イデオロギー合戦になります。
一方は全肯定し、もう一方は全否定する。
私からしたら、全く以って建設的ではない。
他に手法があるとすれば、それは「逆転して考えてみる」というやり方です。
女性作家が述べた意見のように、全く逆転にした前提条件から現実を眺めてみる。
それで合点がいくのか、いかないのか。
後は理性をフル回転させるだけです。
うーん、シンプル!
でも私にできるかどうかは・・・いやはや。