批判と否定の人々

 とある言語学の個人サイトが消滅していました。
 たまに見ていたのですが、気がついたら消えている。


 プレプリントも、
 実際の実用例も、
 多彩なイラストも、
 試験的な動画も、
 何もかも。


 「何かあったのだろうか」
 情報を遡り、ログを辿っていったところ、
 どうも「嫌がらせ」にあって全てのコンテンツ一式を引き上げたようです。 


 唖然としましたね。


 「その創造性やアイデアを惜しみなく公開する」人々がいる一方で、
 「その才を嫉んでしつこく批判・人格否定だけを繰り返す」人々もいる。
 後者は社会に対しても、個人に対しても何ら貢献をしていない。
 個人の人格を否定し、その創造性を批判だけして、一体何が生まれるというのか?


 私も「この人はこんなに才能やアイデアに優れているのだ!」と悔しくなることは、沢山あります。
 そういった感情があること自体は、否定はしません。
 しかし、その後に
 「この人のアイデアを参考に、さらに上のアイデアを構築してみよう」
 そうモチベーションがあがるのです。
 やる気にさせられるのです。


 後者の人々は、使うべきエネルギーとそのベクトルがずれているように感じます。
 何とも遣る瀬無い気持ちになりました。