復職3ヶ月目の壁

 心理学の概念に『認知の歪み』というものがあります。
 抑うつ状態にある人は、物事を極端なまでにマイナスに捉えがちですが、原因は『認知の歪み』に由来することが多いそうです。
 物事を見る“メガネ”が歪んでいる状態。
 それが『認知の歪み』です。


 最近のFutabaさんは、ちょっとかなりマイナスに捉えがちです。


 「この職場は雰囲気からして嫌いだ」
 「女性が嫌いだ」
 「今の仕事は何やっても無駄だ」
 「給料なんて一生上がるわけがない」
 「いっそ会社なぞ・・・」
 「いっそのこと人生を・・・」


 主治医から言わせてみれば「それが自然」なのだそうです。


 現実的に物事を捉えるだけの余裕が出来た反面、感情的思考に理性が負けている。
 突発に感情的になる 
 理性が利かない。
 近視眼的に物事を捉えがちになる。


 主治医は「君を責めないけどね」と前置きしつつ、
 「もっと理性を働かせなさい」
 「評価が気になる?1年間も休んだんだから、頑張っても評価されないよ?」
 「今は何をしなければならないの?継続して休まず会社に行くことでしょう?」
 「君は自分を良く理解している。そういつも努力している。エライと思うよ」


 私の主治医は“お爺ちゃん先生”なので、まるで人生相談のようなものなのですが
 それでも的確にアドバイスをしてくれます。
 ありがたい存在です。


 復職から3ヶ月が経ち、ようやく壁が見え始めました。
 これからが正念場です。