思うことありて泣く

 (・∀・)「あ!Futabaさん」
 (・∀・)「最近見ませんでしたけどお元気ですか?」


 食堂で、とある研究者の方から声をかけられました。


 その方の発明は、私にとっては2件目の案件でした。
 1年目社員だった私は
 「特許査定は絶対取ってみせる!」
 「この発明を文章化できるのは俺しかいない!」
 そう思って夜中まで明細書と格闘していたことを思い出し


 気が付いたら、トイレの個室で泣いてました。


 結局、研究者の役に立てなかった自分に
 胸に突き刺さるものがありました。
 知的財産を捨てたこと。
 もう後悔などしていないと思っていたのですが。