アメリカ構造言語学まで読んだ
「言語学の潮流」という古い本を読んでいます。
言語学の歴史を解説した本です。
サンスクリットの再発見と印欧祖語、ソシュール、プラハ派、コペン派、音韻論、構造論、アメリカ構造言語学派、生成意味論と来て
チョムスキーの生成文法が、それまでの既成理論をぶっ叩くまでの一連の歴史。
興味深いのはアメリカ構造言語学です。
音韻論や意味論、深層構造と表層構造、そして統語論。
一見すると理論は完璧に見える。
というより統語論まで来ると、もはや生成文法と何ら変わらないようにも見える。
でも、生成文法と大きな違いがある。
(´Д`)一体、何が違うと言うのか。
まもなく、生成文法が活躍する時代の話にページが移ります。
人間の本性に近づいていくその過程、今から楽しみです。