泥棒国家日本と闇の世界権力
- 作者: 中丸薫,ベンジャミン・フルフォード
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 単行本
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いわゆる「ト本(トンデモ本)」です。公文書館のリサイクル本棚にあったので拝借。
「中越地震は米国の超兵器によるものだ」とか、
「UFOが云々」とか、
眉唾で読んでいましたが、
泥棒国家:政・官・財・法・ヤクザによるカルテル
世界権力:ロックフェラー財閥、ロスチャイルド財団等による政治的・経済的支配
まあ、これは半分真実として解釈してもいいかなぁとは思います。
「表のイザコザを丸く収めるために、裏でヤクザを使って穏便に解決している」との趣旨は、想像の域を出ないものの、おそらくは正しいように思えます。例えば、左派の国会議員が殺害されたり、ジャーナリストが変死したり、企業幹部が自殺したりとタイミングが良すぎる事が多々見受けられるのは、出来すぎてる話です。何かあるのでしょう。
世界権力、これは良く分かりません。しかし、資産や資源が一部の人間に一極集中していく状態は誤った動きとはいえない。「金は寂しがり屋」って言いますしね。さらに、その一極集中がBOPまで浸透したとしても、別に不思議ではありません。
本気にせず、暇つぶしに読むなら問題ない本です。