文章は一日にして成らず

 文章作成能力は、日頃から鍛えていないと経時的に低下していきます。
 休職してからというもの、文章を書く機会をほぼ失いました。その貴重な機会といえば、このブログを書くことくらいでしょう。


 あと、もう一つの機会を挙げるとすれば、某ラジオ局の番組感想文があります。7月から番組モニターとして感想文を書いているのですが、これは大変です。
 何が大変って、手抜きができる点が大変なのです。


 60%くらいの力で書くと、“小学生の作文”になります。
 90%くらいの力で書くと、“小論文みたいな文”になります。
 自由度が高い分だけ、その人の作文能力を問われます。


 90%くらいの力で書くと、主語、述語、目的語、冠詞、接続詞などの文法を整えた上で、「番組スタッフの方が、一体何を求めているのか?」という主題を念頭に書いていくわけですから、これはこれで結構疲れます。しかも、自分自身で納得できるだけの論理性も兼ね備えていなければなりません。


 まるで、審査官相手に中間処理してるようなものですね。何だか、胃の痛くなるお話です。