正義論、夢で終わらせない農業起業

正義論

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夢で終わらせない農業起業 1000万円稼ぐ人、失敗して借金作る人

夢で終わらせない農業起業 1000万円稼ぐ人、失敗して借金作る人



 図書館で上記2冊を借りました。
 1冊目は、巷で話題となった政治哲学者マイケル・サンデル教授が批判した名著として有名です。欧米における“政治哲学産業”が復興したことでも有名な一冊。
 2冊目は、農業における起業問題を扱った本です。世の中に農業を肯定的に捉える、特に農業で起業する本が多く、持て囃されているものです。しかしながら、個人的には「農業活性化=国と農家が結託した不動産的策略」だと考えておりまして、色々考えるところがあるのですが、その参考になればと思って借りました。


 ちなみに、今読んでいる『貧困襲来』は非常に面白い本でした。著者の湯浅氏は、民主党政権下で内閣府参与を務めたこともある社会活動家として有名な方ですが、やっぱり論理的な思考の持ち主だなぁと感心してしまいました。
 (´Д`)自分にそんな能力がないのが、残念でなりませんが。
 仮説を立てて物事を深く掘り下げ、データを正確に解釈し、なぜそのような問題が生じたのか多角的に検証し、結論する。実証主義的な社会科学を描いた本を読むと、頭がすっきりして何だか面白いものです。