大人の喧嘩

『首筋の血の気が引く』ほどの怒りを感じたことはあるでしょうか?今日は、仕事中にそんな事がありました。上司とその仲間に、問題を指摘しようかと悩みました。


大人になったら、議論することは注意してください。それが研究の話であれ、単なる世間話であれ。
私は、父の逸話を忠実に守りました。

大人になったら、議論はなるべく避けろ。
最終的にはお互いの人格を否定し合うことになる。

もちろん、気の知れた友人や知人であれば、議論したって構いません。しかしながら、サラリーマンで上司や同僚に対して「貴方の仰っている事は明らかに間違っているのです」と指摘したら最後、議論は口論となり、議題は仕事ではなく人格にまで及びます。それが大人の喧嘩というものです。


となると、何か言いたくてもどちらかが折れなければなりません。実は、この「何も言わない=相手や自分を思って折れている」という事実に気が付く人は少ない。特に年配になればなるほど、その傾向が強いのです。


結局、全て腹の中に貯めきれず、怒りの表情も隠し切れず、廊下に書類を投げ付けてしまいました。情けないったらありゃしませんねorz