景気後退と雇用環境

日経平均は大幅続落、終値は468円安の1万3504円

 16日の東京株式市場は、米国の株安と急速な円高を受け、大幅に続落した。


 日経平均株価(225種)の終値は前日比468円12銭安の1万3504円51銭と、2005年10月以来の低水準となり、1万3500円台割れ目前となった。


 東証株価指数(TOPIX)は同47・83ポイント低い1302・37。第1部の出来高は約30億2800万株だった。円高で業績悪化が懸念される自動車などを中心に幅広い銘柄が売られ、東証1部上場銘柄の9割以上が値を下げた。



(´Д`)景気が悪い話ばかり。
最近の動向を考えると、短期的な出来事じゃない気がします。
昨日のシティーバンクは対応が早かったですが、サブプライムの底がまだ見えていません。
一体どこまで損失があるのか。
市場の不安要素が多すぎます。
どう見ても中期的な景気後退に繋がるのでは?


それが雇用環境とどう関係があるかといえば・・・
若干影響するんじゃないかと心配しているのです。


一般に企業が「今年は○○人採用しよう」と決めるのは、1月〜3月。
すなわち企業決算に合わせて、雇用人数や条件を決めるのです。
仮に、これ以上の株式下落+円高になれば時価総額は下がりますし、円高に伴って輸出による利益は減ります。
輸出で稼いでいる大企業にとってみれば、かなりのマイナスです。
そうすればどうなるか・・・。
もちろん、企業もバカじゃありませんから中長期的観点で雇用を考えるでしょう。
去年よりも採用人数を減らすってことはないでしょう。
しかし、損失が確実なのに全く影響しないとは言い切れないはずです。


正直、各社の決算が出る3月まではどう転ぶかわかりません。
良い方向に転んでくれればいいのですが・・・。


※私信はありません。