半分を分け合って

S( ´∀`)「バドワイザーってあるじゃん?あれ、うまくね?」
S( ´∀`)「飲 ま な い か ?」


地元で某大会がありまして、S先生と一緒に行きました。
男二人ってのも“うほっ”な感じが否めないんですけどねw
まあ、一人で行くよりはましです。


ちゃんと一応の軽食と飲み物を用意していたのですよ。
コーヒーに至っては、当日フレンチ焙煎したマンデリンを水出しにして
・・・結構準備したはずなんです。
にもかかわらず、ビールが飲みたいとか抜かすんですな。
この先生がw


S( ´∀`)「あ、近くのドンキで1本208円で売ってるナリよ」
この偽引き篭もりっぽい発言に加え
S( ´∀`)「で、俺は金持ってないので買ってきて」
とか抜かした上で
S( ´∀`)「一本でいいから。お酒だけは共有できるじゃん?w」
私(;´Д`).。o○(何故それを知っている?)
私、生来の潔癖症で“人が手を付けたものは食べられない”のです。
が、お酒は平気だったりします。
ホント、計画的なんじゃないかなこの人はw


仕方なしにドンキでバドワイザーとわさび柿ピーを買って戻ってくると、コスプレ一団と何故か和みまくってるS氏。
S( ´∀`)「オタクさ、そのエナメル生地安いんじゃね?」
先生、それ和んでないからw
ほら見なさいな、嫌な顔してるでしょ?w
一団から離れ、買ってきたバドワイザーを渡します。
急に静かに飲み始めたS氏。
そして、丁度きちんと半分になったところで私に渡します。


ふと、思い出してしまいました。
初めての煙草も
難しい学術書
耳慣れぬ音楽も
半分残して、私に渡す。
先生の悪い癖だと思い出しましたが、それは私の好きな癖でもあるのです。
そして、それはSの魅力でもある。
存在を補完しあうような事を平気でやってのける人です。


すべてをもって得られないものは、こんな美味しさかもしれません。
そして、しばしの時間、人生の楽しさが昔に戻った気がします。
今日はS先生に感謝しなければなりませんねw


※私信はありません。