深く、静かに校正せよ

2ヶ月ほど前に入賞した懸賞論文。
結局、シンクタンクの機関紙に掲載されるらしいのです。
てっきり、掲載されないものと考えていたのに・・・。


機関紙編集部曰く
「掲載するからには、論文を校正したい」
「で、お前の論文には出展不明な箇所があるから何とかしろ」
そう仰るのです。
(´Д`).。o○(出展不明?)
論文には各団体・政府の資料を参考文献として全ての箇所を挙げています。
一文ずつ出展を明記すれば、論文が補注だらけになるしなぁ。
大丈夫なんじゃね、と思ったのですが・・・。


(´Д`)流石、シンクタンクの中の人は凄いな
確かにその箇所は出展不明でした。
そりゃそうです。

「政府は2009年度に●●億円を予算要求、2010年度に最大●●●億円予算要求可能な状態にあり」

こんな文章、出展不明に決まってます。
まず、政府が2、3年後まで予算編成する訳がない!w
「平成19年=2009年」と脳内変換していたようですorz


そして、“予算要求可能”の箇所。
これも“国庫債務負担行為”=“予算要求可能”ドエライ勘違いをしています。
正確に言えば
国庫債務負担行為の存在意義について教えて下さい。
こちらで解説があるように
事前に議会で“これだけ使わせてね”と契約して、規定額の金を使う権利を受けるということであって
予算要求可能とかいうレベルじゃねーぞ
というわけです。

「政府は2007年度に●●億円を予算要求、2008年度に最大●●●億円の国庫債務負担行為できる状態にあり」

これが正解。


あぁぁぁぁぁぁぁ!
もうだめ!
「これ以上、本論文に訂正が無い事を誓います」とか2ヶ月前にメールするんじゃなかったorz
誓いも糞もあるものか!
(#゚д゚)訂正しなきゃダメじゃんか!
シンクタンクの中の人、本当にすいませんorz


※画像はなし。
私信はありません。