【映画】舞妓Haaaan!!!

FutabaUniv2007-06-27



(´Д`).。o○(こりゃ、最後がつまらなそうだな)
と思ったら、あら不思議。
やっぱりクドカンっぽい流す感じの終わり方でしたね。


阿部サダヲ演じる主人公は、修学旅行中に出会ってから舞妓さんに夢中。
自ら舞妓を特集したHPの管理人をするくらい好きな彼。
そんな彼は京都支社に"左遷"され、見事座敷遊びに興じようと・・・。
でもねぇ。
なんといいますかね。
サダヲの名演は然る事ながらクドカンワールド炸裂ですよねw
何でもあり、といった内容に仕上がっております。
なんせ主人公が
『インスタントラーメン会社の平社員』

プロ野球選手』

『プロボクサー』

『元の会社の平社員』

京都市長に立候補』

『放火犯』
とまあ、たかだが2時間でよく動くねぇと思わんばかりに職がコロコロ変わるんですから。


さらに言えば、シュールなシーンがあっても笑いに変えるところがクドカンっぽい。
好きな舞妓さんのおでこに×印があるシーンとか、
番茶をぶっかけるシーンとか、
シュールなシーンの次にお笑いシーンを出したり、その逆もあったり。
あれは観客を飽きさせない工夫なんでしょうね。
よく出来ています。
そして阿部サダヲの表現力の豊かさに脱帽です。


だた、最後のシーンは多くの観客にとってスッキリするんですかね?
下手な芝居小屋っぽい終わり方がクドカンっぽい終わり方なんでしょう。
主人公と彼のライバルが一緒に舞妓姿になって舞踊を披露して終わるんですけどね。
「面白ければ終わりなんてそれなりでいいじゃん」
そんな感が否めない。


中村屋Flash』が好きな人は是非。
その他の人にとっては、最初〜後半途中まで楽しめるはず。


※画像は六本木ヒルズ
中にあるTOHOシネマズで鑑賞しました。
私信はありません。