点灯管で不満感

FutabaUniv2006-09-26

点灯管(グローランプ)の役割が今一つ分からなかった。
そんなお話。


クリーンベンチの紫外線ランプが付かないと、お呼びが来ました。
('A`).。o○(別に電子に特別強いわけでもないのになぁ)
でもお呼びを受けたからには行かざるを得ませんでした。
クリーンベンチとは無菌操作を行うための作業台です。
細胞培養などをするときには必要になる場所でして、紫外線ランプも大事なオプション。
で、そのランプが付かないというのです。
早速制御部を開けて原因解明です。


(・∀・)「ほら、紫外線ランプなんて特殊でしょ?よく分からないのよね」
そう先輩は仰いますが、紫外線ランプはそんなに特殊じゃありません。
真空内を飛ぶ電子が気化水銀に当たると紫外線が出て、それが蛍光塗料に当たって光るんです。
蛍光灯と紫外線ランプの差は、単純にガラスに蛍光物質が塗装されているかされていないか。
蛍光灯だって紫外線を生じさせます。


点灯管が切れてることが原因であることは分かり、一件落着。
備品として注文することになりました。
いや、でも一件落着ではありません。
点灯管って何をする部品でしたっけ?
内部の水銀を高電圧で気化させるための部品でしたっけ?
それともフィラメントを加熱させる部品でしたっけ?
あれ?
あれれ?
何か昔教えてもらった記憶があるのに・・・。
オモイダセナイ。


こういった知識が頭からスッポリ抜けていると後味が悪いもので
知っていてしかるべきなのに、よく覚えていない。
覚えていない自分が哀しくなってくるのです。
最近多い不満感の一つ。


※画像は点灯管。
私信はありません。