ユニコ、魔法の島へ
私が手塚治虫作品の中で最高傑作と評する映画があります。
その名も
『ユニコ、魔法の島へ』
1983年に公開されたこの映画。
ユニコというユニコーンの子供が織り成すファンタスティックな物語。
人間の愛、勇気、希望!そして、繰り広げられる魔女との戦い!
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とってもいい映画なんですよ。
もうね、「映画って本当にいいものですね〜」ってシベ超のコスプレして言いふらしたいくらい。
でもですね。
トラウマ製造機でもあるんですな、この映画
幼稚園児ならトラウマになること間違いないであろうシーンがあります。
それは
『生き人形』
のシーン。
魔法使いによって人間は一瞬にして無機質な生き人形にされるのですが、それが整然と動くのです。
ザッ、ザッ、ザッっと行進して歩くその姿。
さっきまで人間だったとは思えないその姿。
しかも皆、姿や形が積み木みたい。
そんな積み木になった人間は自ら組み合わさって城の壁になったり、塀になったりするのです。
その動きが怖いのなんの。
さらにトルビーなる魔法使いの青年が奏でる笛も恐怖を増大させます。
その単調な曲調。
人を不安にさせるようなその音色。
そして音色に合わせて動く生き人形の姿。
これで子供のほとんどはトラウマになること請け合いです。
さらに先日、衝撃の事実を知りました。
制作・著作:株式会社 サン●オ
あのサン●オが作っていたとは知りませんでした。
あのハローキ●ィーが。
あの夢溢れるでお馴染みのハローキ●ィーが作っていたとは。
かわいい顔してやるこたやるよ!キ●ィーちゃんよぉ!!
子供が見ても大人が見ても名作だった。
そんな映画は数多くあります。
でも、この映画は別格です。
そんな作品。
※画像はパッケージ。
私信はありません。