【本】The Future of Ideas: The Fate of the Commons in a Connected World



(゚∀゚)大っぴらに宣言すれば
(゚∀゚)英語を読むようになるんじゃね?
そんな考えで書いていきます、今月の原書です。


The Future of Ideas: The Fate of the Commons in a Connected World

The Future of Ideas: The Fate of the Commons in a Connected World



日本をはじめとする欧米では『プロパテント』なる考え方が主流です。
いわゆる特許権実用新案権著作権意匠権・商標権などなど。
そういった知的財産権を法律で厳格に守りましょう、というスタンスなわけです。


ところが知的財産を保護しすぎることで弊害も出てきます。
知的財産権を掌握する大企業がベンチャーを駆逐する独占状態へと集束するかもしれません。
権利保護の下で、交渉を仲介する組織が最大の利益集団となるかもしれません。
『自由の名の下、長ったらしい契約書に束縛される創造的活動は果たしてよいのだろうか?』
法による厳格な運用と自由な創造的活動が両立できるシステムは無いものか?


Unixなどのオープンソースや、Winny・Share・BTをはじめとする共有ソフト
果たして今まで通りの『ハードを機軸とするプロパテント』は成り立つのでしょうか?
ソースとハードの両立なんて可能でしょうか?
いっそ、情報は全ての人の共有財産としたほうがよいのではないですか?
そんな『コモンズ思想』に溢れた本のようです。


(・∀・)将来、コモンズとプロパテントが衝突することは目に見えてますから
(・∀・)教養がてらに読んでみようかと。


※画像、私信は省略。