某展望台

紅の麗し

某展望台。
夕刻。


『孤独は山にも、川にも存在せず、街にあるものだ』
そんな事を言った人がいました。
人間の孤独は
『人間、すなわち人の間に存在する』
確かにそうかもしれません。


蒼き河を見、
赤き日を見、
淡き山を見て
ただただ、夢と理想を考えていました。
それから、人生そのものも。


紅が海に消える、その瞬間まで
ただただ、ボーと。


珈琲と煙草と本で過ごした、学生時代。
『大人数+馬鹿騒ぎ』は、某方と私の最も嫌う所でした。
生理的に受け付けないのか、との問いに
「アノ連中は、癌の末期患者と対極だからな」
淡々と述べ、澁澤龍彦を読む某方。
その姿が、高尚にして奇特なのだと
涙をして、改めて感じました。


夜になり、街に灯がともり
ようやく、山を下りました。
『人をして、幸福ならざるべし』
確かにそうかもしれません。


※画像は、冬椿。学校にも咲いていたような。
私信:
①T氏へ。春休みの同行ヨロ。
②K氏へ。免許についてお聞きしますよ、明日(・∀・)ヨロ
③3役交代の話がありました。後任人事に興味0ですが
日記は書き続けるが筋でしょうね(・∀・)読者いませんけどねw