世の中は法で満ちている

 世の中、道理が通らないことも多々あり。
 もしく無理な道理を通すことも多々あり。


 神戸連続児童殺傷事件の犯人が、おめおめと自伝を出版しているところを見ると
 更正などしていないことは明らか。


 時々見かける、弁護士会の懲戒処分の内容を見ると
 中坊先生のお考えからし斜め上を行く悪徳弁護士の多さ。


 田中先生が以前おっしゃっていた事は間違っていないのかも知れないと、最近思うようになりました。
 それはつまり「倫理観の欠如した社会」
 田中先生の弁を借りれば

 「外国では倫理観と宗教(Futaba注:つまりは一神教)は密接な関係にあるが、日本にはそれがないんだね」
 「社会が倫理観を形成している以上、非常に脆いんですよ」
 「個人主義だからね、これからは大変だろうなぁ」

 アメリカを見れば「そうとは言えないのでは?」と思う反面
 確かに「嘘や偽は、悪である」という法的な概念は圧倒的に低い。
 故に、正直者が馬鹿を見るというのも言えなくはない。


 どうも、最近の法律というのは不条理なことが多いと思ってしまう今日この頃です。