同居人と大喧嘩

 「私は可笑しいって言っただけじゃない!」
 「出て行け!今すぐにだ!暫く顔も見たくない!」


 贈り物として、キフフェボンの冷凍タルトを注文しました。
 心の中で「冷凍物は失敗だった」と思った刹那、
 「あたしなら絶対いらない。冷凍物なんて、馬鹿じゃないのw」
 同居人がその一言が、琴線に触れました。


余談ながら、ある日の日記にはこう記されています。

2011年9月17日11:45〜12:45
恵比寿にて会長と会食。
高級洋菓子を家族分賜る。此れ、復帰祝いとのこと。
誠に恐縮の限り。
(「www.quil-fait-bon.com」と記載された封シールと共に)

この店の品は、私にとって特別な存在です。
復職はしたものの絶望の淵にいる中で戴いたこの品が、どれだけ嬉しかったことか。


話を戻します。
贈る相手は、私の復職を支え、本部長表彰を受ける仕事を与えてくれた女性です。
ただし残念ながら、長期療養で休職されておられる。
私は、表彰に対する感謝の気持ちを精一杯込めてお渡ししたかったのです。
私にとって特別な品を。
かけがえのない方に。


それを同居人に馬鹿にされたと思い込んだものですから
今回ばかりは感情が許せませんでした。
私が醒めるまで、同居人はしばらく暇乞いです。