冷飯は食っても腐るべからず

 「こりゃ、上期のボーナス査定は30%マイナスだな」
 そんな膨大で無理な作業量を仕事として渡されてから、もう3ヶ月ですか。
 早いものです。


 派遣スタッフの1割が交代という羽目になり、とても時間が追いつかず
 他の雑務雑用がこなせていない毎日を送っております。
 正直、精神的にシンドイなぁと思うこともしばしば。
 人間関係って、なかなか上手く回らないものですね。


 というわけで、そんな悩みを父に打ち明けたところ
 「それは作業量じゃなくて、お前の社内の立ち居地が悪い」 
 「冷飯は食っても構わんが、腐ったら身体に障るからな」
 そんなありがたいアドヴァイスを頂きました。


 父は定年間際まで“ヤクザ対応・担当係”という、これまたかなりの冷飯を食って定年を迎えましたから
 含蓄があります。
 そうですねぇ。
 「仕事が増えてボーナスが下がることは会社の既定路線なんだろうから、まあ、あんまり気にスンナ」
 「ボーナス分だけ残業代で稼いでしまえ」
 父もそんな感じで頑張っていたんですかねぇ。


 人生の大先輩に聴く事、とかく家族は本当に大切な存在ですね。