飯野賢治氏、死去
若い、若すぎる。
フランケンソバージュこと飯野氏のドキュメンタリー番組で、よく覚えているシーンがありましてね。
若い頃に母親から捨てられたも同然の状態で育ち、
物心ついたときに母親が一度戻ってきたことがあったとか。
ファーストフードのハンバーガーを息子である飯野氏に手渡し、また去っていく母親を見て
「俺はマクドナルドか」
そう思ったそうです。
どこかしら陰があったり、棘があったりする人は独創的である理由の一つに家庭環境があったのかなぁと、
今でも思うところがあります。
この人だからこそ『Dの食卓』という名作が生まれたのです。
才能のある人、人格に優れた人から早く亡くなっていき
どうでもいい奴ばかり長生きするものですね。