人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ

人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ (新潮OH!文庫)

人生を“半分”降りる―哲学的生き方のすすめ (新潮OH!文庫)

 結論から言うと「私の一大事は、世の中のことでも、今の仕事でもなく、自分自身だ」ということです。
 そして、それを考えるだけでなく、日々の生活において実践することにある。


 通勤時間を使って読んでいるのですが、「面白い」というより「肌に合う」考え方です。
 この先の日本がどうなろうが、
 会社でどう扱われようが、
 友人・知人がどうしようと構わず、
 そんなことはどうでもよくて、自分自身のことが人生の一大事だという観点。
 諦めず、中途半端にせずに突き詰めて考え抜いてみる精神力。
 そして、それを実践してみる実行力。


 産業医から「日本人というのは、相手のことを尊重して」と注意を受けますけどね。
 やっぱり違うと思うんです。
 意見の相違を避けるべく感情を押し殺したり、自身の主張を曲げるのではなく
 『Agree to disagree』のように対立から集約に持っていく知恵や方法論が、あってもいいんじゃないかと。


 (´;ω;`)こんなこと言ってるから、社会人になっても仕事が出来ないんですかね?