さようなら7台目

 2005月12月。
 長い船旅を経て、我が家の家族の一員となったのは、和歌山に雪が降り始めた頃でした。


 「Lumiere(ルミエール)」
 慣例に従い、その由緒ある名を拝したパソコンは、幾度とない故障を経て7年目を迎えた矢先、再起不能に陥りました。


 『パソコンは所詮、消耗品だ』
 そう仰る方も多い。
 しかし、パソコンであれ、ボロ布であれ、長く使えば情が沸いてきます。


 Lumiere、7年間よくぞ頑張った。
 ありがとう。