20%未満の時代に


 この動画を見る度、「日本人もここまで陽気であれば良いのに」と思ってしまいます。


 20%。
 この数字には意味があります。
 いわゆる若年層(15歳〜24歳)の人口に占める割合が20%を超えたとき、社会は不安定になる反面、経済は勢いを増す。
 名著『文明の衝突』で描かれている新興国や回教徒の姿です。


 日本はその点、もはや20%を切りました。
 よく年長の方が「最近の若者には元気がない」と仰いますが、それは当たり前です。
 我々は、残念ながら『20%未満の時代』に生きています。
 個人単位で活発に働き、遊び、生活する人がいることは否定しません。
 しかしながら、社会全体としてはそうではない。


 その時代には、その時代の人々のやり方があります。
 それはともかく、陽気な人が一人でも増えることを願ってやみません。
 この20%未満の時代に、一人でも多く。