28歳の誕生日

 今朝。
 寝起きに乱筆した、メモの一文。

 市井の一学者として、その孤高に努めよ。



 25歳で社会人となり、26歳から27歳は人生の底を見つめ、未熟ながらも28歳と相成りました。


 “市井の一学者”
 サラリーマンの私にとって、実に違和感のあるものです。
 自らの趣くところ、市井にて探求せよといったところでしょうか。


 “孤高に努めよ”
 これは独身主義の高潔、そして究理の孤独を掛け合わせたものでしょうか。


 寝ぼけて書いた文章ですから解釈のしようがないのですが、実に理解に苦しむ一文です。


 それはともかく。
 孔子のように「三十にして立つ」ことは、できるでしょうか。
 サルトルのように二十代にして何かを成し遂げようと、内心焦るのでしょうか。


 また一つ歳を重ねました。
 生きていることに、ただただ感謝。