独身主義者の憂鬱

 食堂で同期の結婚の話を聞き、
 職場で夫婦生活の話を聞き、
 一緒に笑うほど幸福感を感じる反面、ここ一週間は仕事が手につかないほど“無気力”でした。


 朝起きてから、夜寝るまで“表情がない”のです。
 気持ち悪いくらいの“無気力”。


 妹(・∀・)「あのね、それ孤独感ですから。」
 妹(・∀・)「その歳なら普通ですから。」
 妹からそのように諭されて、ようやく理解しました。
 『孤独感』を感じるほど、もう歳を取ったのですね。


 小学生の頃から独身主義を掲げた私にとって、『孤独感』という感情は不思議なものでした。
 なんとなく元気がなくなり、
 なんとなく仕事に手がつかなくなり、
 なんとなく興味が薄らいでいく。
 しかも原因不明。
 実に不思議。


 しかし、私も人の子のようで、独りでいることが無意識に辛かったようで。
 今後は趣味や行動を広げ、新たな独身主義を再構築しなければなりません。
 (;´Д`)いやはや、お恥ずかしい限り