チョムスキー (FOR BEGINNERSシリーズ)

チョムスキー (FOR BEGINNERSシリーズ)

チョムスキー (FOR BEGINNERSシリーズ)



 私がチョムスキーを知ったのは、大学院の頃です。
 当時流行りだった(今も流行ってますが)“特許評価”に、言語学的視野から切り込めないものか、色々考えていた頃に『生成文法』を知ったのが始まりです。
 生成文法統語論、語用論などは、未だに勉強していますが、その論理性たるや凄いものです。
 その上難解なのです、生成文法って。


 その理由も、この本でようやく理解できました。
 (´Д`).。o○(チョムスキーって数学に強かったのね・・・)
 それで数式化したみたいな理論だったのですね。


 そして、チョムスキーの社会批評家としての一面。
 面白い。
 これが実に面白い。
 社会すらも構造的に分析しようと試みる、チョムスキーの意外な一面を知りました。


 チョムスキー初心者には、おススメな一冊です。