自分を誉めてあげられるのは自分だけ

 それは悲しいことだけれど、誉めてあげないと自分が惨めで可哀想で仕方がないでしょう?


 会社で一悶着ありました。
 両手で余るほどの書類の束を渡され、その明らかな嫌がらせに怒りを禁じえず、電子辞書をぶん投げて壊してしまったのです。
 しかも失敗したことに、この一悶着を人事の人に伝えてしまいました。実に失敗したと思いますが、今となっては仕方ありません。


 自分を助けてあげられるのは自分だけ。
 そんな状況の人は、実は少ないのかもしれない。
 親戚、家族、友人、もしくは善意の人に支えられて人は生きているものです。


 でも、そうではない人もいる。
 そんな人が他人の話を鵜呑みにしていたら、それこそ不幸の連続です。
 だから「ちゃんとしろ」と自分に言い聞かせなければいけない。そして、そんなことを言える筋合いは自分自身だけにあるのです。


 今日、ようやく自分で自分を認めてあげられる気がしました。
 それだけでも成長でしょうか。