ある種の教養人

 あまり見かけない存在ですが、時々見かけるのです。話してみると教養の塊のような方が。


 大学時代のサークルの先輩、同じ研究室だったM先輩、同期のY氏、後輩のH氏も然し。
 そういう方と話すと「どうやって、ここまで成長したんだろうか」と、同じ人間でありながら疑問を感じてしまいます。何というか、特殊な知識が凄いとか、記憶力があるとか、専門性が高いとか、そんなレベルの話ではなく思考体系が全く別物に思われます。
 付言すれば、彼らは近寄りがたい存在なのです。彼らは私の話を理解できても、私は彼らの話を理解することが容易ではない。彼らと同じ座に座りたいと思うのですが、私は全く座ることが出来ません。


 しかし、こうした方と話をすると自然とモチベーションが上がってくるものです。
 人間って不思議ですね。


 ちなみに、私の今の職場の方々は、特殊な知識が凄いとか、記憶力があるとか、専門性が高いとか、そんなレベルの方々です。私が抽象的に述べるところの、教養の塊のような方はいません。
 「どうも単なる専門バカなんじゃないか」と5分も話せば分かる方々です。


 明日で休職3ヶ月目となります。3ヶ月も経つと仕事以外にも色々考えてしまい、色々疑問が生まれ、色々解決できずに自滅する日々が続いる最中です。