臓器移植法改正へ

20歳になったとき、臓器提供意思表示カードにサインした事を思い出しました。
今も財布の中には

3.私は、臓器を提供しません。

に丸をして日付と署名を書いたカードが入っています。


私は「脳死が人の死とは思えない」「出来れば近親者へ優先したい」等の、半ば感情的理由から提供しない意思を示しているわけですが、今回の改正は賛成です。
脳死を理性的・感情的にどう捉えようが各人の自由ですし、係る答えに正しいか誤りかなんてあるわけがない。しかしながら、不毛な議論ばかりを繰り返し、停滞した臓器移植によって数多くの命が救えないというのは、不作為と言われても仕方ない気がします。
現に臓器移植という医学的技術があり、臓器移植が強制されない以上は、私言えども賛成するところです。まあ、色々な問題をはらんではいるのでしょうが、運営の中で修正していくしか方法はありません。最初から門を狭めるよりは良いと思うのです。


この際、ご家族で話し合われるのも宜しいかと思います。


そんなことより今朝、会社のデスクに『生命保険のご案内』なる悪魔本が置かれてました。それを両親に相談したところ「臓器云々の話はいいけど、それって葬式代出るの?いくら?」とか言われました。
(´Д`)我が家はこんなもんですw