人事担当者と高離職率



3年間離職率は平均30%と言われており、その主たる原因は新入社員の資質にあると指摘されますが
私はこの指摘に反対です。
その主たる原因は人事担当者にある、そう思わされた事があるのです。


先日、こんな事がありました。
内定を辞退する旨、電話にて申し出たのです。
最終選考まで用意してもらったのですから、電話にて人事の方に感謝と誠意を伝える。
社会人として最低限のマナーです。
電話をしたところ、担当者様から「人事部長が出張にて不在である」から「週明けに連絡する」とのお答え。


そのまま、週明けとなりました。


驚くのはここからです。
先方より電話がありました。
ただし、その時は取り次ぐ事ができなかったのです。
改めて携帯電話を見てみると、伝言メモとメールが一つずつ残されています。
メモを聞くと「メールにて伝える」
メールを見ると「人事部長と協議した結果、云々」


はっきり言って、呆れました。
早く伝えた方がよい、そんな心遣いがあったのかもしれません。
しかしです。
もう選考は終わり、内定を承諾する時点になった。
仮であっても、私も会社もお互いに一緒に働きたいと考えていたわけです。
それをメール一本で済ませようとする人事担当者様の姿勢に、私は呆れました。


内定承諾しなくて良かったです。
社会人として誠意を有さない点で、離職の原因が分かった気がしました。
ちなみに、その企業様も離職率約3割です。