新幹線内で妄想

FutabaUniv2006-05-27

14時。
新幹線に乗って、帰路へと着きました。
明日、TOEICの試験を受けるため少し早めに帰るわけですが
('A`)その足取りは重い。
去年から研究室に来ない人間がここまでヘタレとは・・・。
そう考えると、なんだか気分が滅入って死にたくなるものです。


そんな訳ですから、新幹線でも思考思索を繰り返しておりまして
特に『知的財産分野』に行けたら将来何をしようかと考えておりました。
そんな妄想でもここに書き起こして置きましょう。
単なる妄想の類ですが。

知財分野で勉強するにしても将来何が生じ得るだろうか。
語る上で論点となるのは法曹界と地方の状況です。
法曹改革の本丸とも言える法科大学院
『多分野に精通した人材の育成』
『法曹人口の増加』
大体はこの二つを目標として設置されたわけですが、本質は別にあると考えています。
それは
『海外の弁護士事務所等の参入&競争』
『地方の法曹人口の拡充』
これも含まれるのではないかと。
特に問題となっているのは、地方の弁護士数が圧倒的に少なく、都市部に集まりがちな点です。
法曹人口を増やす事で地方の弁護士比率を上げようとしたのに、結果的には巨大な弁護士事務所が乱立することになりそうだと。
海外のやり手事務所がやってきたら、そりゃ人海戦術でしょうし。
じゃあ、実際に地方の需要は無いのかといえば逆です、あるんです。
でも利益や手間を考えれば、あまりオススメとは言えない。
移動は大変だし、事務所も大きくできないので効率化も難しい。
さらには都市部特有の大企業がクライアントだったりすることもないので大きな仕事はそんなにない。
大量の小さな案件を少数の弁護士が持つことになる。
そんな弊害もあるわけです。


今後、地方は国から権限を移譲されつつ予算は少ないという時代になります。
すなわち、地方は独自に予算編成を行うと共に予算獲得に動かなければならず
さらには雇用確保、介護育児といった社会福祉費増大にも対処しなければなりません。
私としては、そこで知財が一役買えるような気がするのです。
元々、主要産業が土建屋だったことで資源が無くてもハードに強かったのでしょうが
今後は林業や農業、地方企業の知財を用いてソフト産業化を図るも一つの手だと思うのです。
産業化は雇用を生み出し、地方財政を助けることにもなります。
中国や韓国等からの権利侵害を全国的に防ぐことにも一役買うのではないかと。
夢見たいな話かもしれませんが地方にはそんな隠れたニッチがあるような気がしてならない。


和歌山には弁理士事務所が一軒もありません。(正確なところは知りませんよw)
もしも、法曹界が地方の法曹人口に本格的な対策を検討するようになれば
その時は法曹と密接な関係を持つ知財分野においても一つの契機であろうことは予想できるでしょう。



なんて能弁を垂れてみましたが、どう見ても論理が破綻しておりますw
勉強不足なうえで妄想をし始めると、いい事なんてないですね。
教養が欲しいところです。


※画像は適当。
『それなりの大学出身な人は理解力と自分の意見をコンパクトに伝える能力に長けている』
以前、そんな話を某方からお聞きしました。
(´・ω・`)そんな能力、私も欲しいw
私信はありません。