トランスジェニックマウス

FutabaUniv2005-06-29

その昔、恐ろしいなぁと思った写真がありましたよ、えぇ。


(゜∀゜)暗闇の中、全身発光体と化したマウス


(゜A゜)「ぬこは絶対食べないだろうな、だって光ってるしw」
とか厨房ながら思ったことがありました。


で、本日の学生実験。
『ホタルルシフェラーゼ遺伝子導入したトランスジェニックマウス解析』
仕組みは簡単。
①β-actin promoterで恒常発現させる形で、cDNA中に同遺伝子を導入
②さらにTerminatorにはpolyA配列とスプライシング領域を加えた上でmDNAで安定化を図る。
③導入済み雄マウスを用意して
④野生型雌マウスと交配させてできた胎子を取り出して
⑤組織溶解液+ルシフェリン他を加えて発光反応活性を計り
⑥(・∀・)はい、終了w


論点も簡単。
①活性が低いんですが・・・
雄がヘテロ接合体だったから、TGを含まない精子が受精した為に発現せずに活性がなかった。→雌マウスが野生型だったことに注意。
②活性単位に桁違いがあるんですが・・・
Vortexが不十分で組織溶解が不完全→自動的に酵素基質反応の機会が少なくなる→活性が低くなる
or
胎子ではなく胎盤片をVortexしたとか。胎盤には胎子+母胎の細胞が混在してますよ→細胞抽出液中のタンパク質量が少ない→タンパク質量比と活性は比例するから→自動的に活性低下
ちなみに、血液混入による活性測定の阻害はないそうで。
③全ての数値が大体一緒なんです・・・
(・∀・)おめでとう、それは成功してます。あと、雄マウスはホモ接合体だった可能性が非常に高い、てかホモ接合体と推定。


まあ、なんでこんな事を書いているかと言えば
。・゜・(ノД`)・゜・。レポ書かないといけないから、適当に書いてるんですよw


※画像は適当。自分の基礎知識不足を露呈してますなw
私信もありません。