『小屋暮らし』に関するメタファー

『小屋暮らし』を例えるなら何?
今の私には、その例えが思いつきません。弱ったものです。


レイコフ著「レトリックと人生」があります。
「良いものは上である」とか、
「沈むものは悪いことである」とか、
人間の経験則と言語の関係を説明した名著です(実は読了していませんが)。


過去10年間を簡単に振り返ってみれば、大学院時代は

奇抜は良いことである(Fantastico is good)

でした。
奇想天外なIdeaを思い付いては図書館に向かい、資料を読み込み、壁に書き出しては叱られたものです。

論文は金である(Thesis is a gold)

こんなメタファーに取り付かれたのも、この頃のお話です。
就職活動を放り投げて論文作成に勤しみ、気がつけば就職活動後半戦でした。


社会人になり、配属初日から

上司は敵である(Boss is the enemy)

同僚は敵である(Colleague is the enemy)

法律は悪である(Law is evil)

こうして2年間格闘して、会社を休職しました。


戻った後は

私は消耗品である(I'm a consumable)

そして

職場は戦場である(The workplace is a battlefield)

このように今に至るのです。


組織人としてはもはや自ら手に負えず、また他にも手に負えず
復帰後は専ら

退職は未知である(Retirement is unknown)

こんな命題の解探しです。


しかし、会社を辞めた後に小屋暮らしをしたとして
それがなんなのか。例えにしたりすることが未だにできない。
もし出来るのであるならば、残りの時間をもっと有意義にできるのではないか。

経験は道標である(Experience is a signpost)

実践したら、分かるようになるのでしょうか。
私の悩みは解消されるのでしょうか。
最近の悩み事はそんな感じなのです。