悩むことこそ人生

Futabaさん、君はまだ若い」
いいえ、もう老骨ですよ。先生。
「人生を楽しむことができるのだよ」
それは全く考えておりません。
「…Futabaさんの辞書にはない言葉なんだろうね」
「でも、頭の片隅には置いてほしいと、僕は思うんだ」



先生が仰ることも解らないはない。
しかし、私は出来る事ならこの人生はさっさと終わらせてしまいたい。
「自分はここまでやった、この人生に満足した」
そう思って床に就き、そのまま終わらせてしまいたい。


私は平凡な人生を歩むことは出来ません。
ちょっと変わった道を歩いて行かなければならない。
「どの道を歩きたいか」といった選択肢など、ありません。
「どうやってこの道を楽しく歩こうか」
それを考えるだけです。


悩みは尽きませんが、それが我が人生です。