ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか―工学に立ちはだかる「究極の力学構造」 (ブルーバックス)
ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか―工学に立ちはだかる「究極の力学構造」 (ブルーバックス)
- 作者: 鈴森康一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/04/20
- メディア: 新書
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あまりに面白いので、降りる駅を乗り過ごしたくらい読み応えがあります。
もともと、ロボットは生物を似せて作っているのですが、ロボット設計者が意図しないことまで生物に似てしまう。
その理由を物理学的(正確には、力学や幾何学)において説明している点が、素人でも判りやすくて良かったです。
ブルーバックスは科学の入門書として最適ですが、この本は「最近のロボットってどうなってるの?」という基本的なことを学ぶにはいいかもしれません。
最近、よく耳にするようになったアクチュエーターの一種『人工筋肉』についても、色々な意見が書いてあります。
人工器官を研究した身としては、考えさせられるところもあり、今後の人形作りにも生かせていけたらなぁと思いましたね。
・・・それにしても人工筋肉がここまで人気が無いとは。
(´;ω;`)イイじゃん、空気圧式の人工筋肉
(´;ω;`)安いし、軽いし、結構な力だすのよ?