臥して泣く

 なんなんでしょね、もう。


 与えられた仕事のレベルの低さ。
 私の能力の低さ。
 余計な考えも相まってダラダラ仕事をしていたら、居た堪れなくなって。


 定時で帰った後、部屋に入るなり目から塩水がボロボロ出てくるんですよ。
 「これじゃダメだ」
 と思いつつ、
 「何とかしなきゃ」
 と思いつつ、
 考えれば考えるほど、何が何やらワカラナイ。


 「空っぽの頭を空っぽにして、それでも塩水が出てくるならば、好きにさせればいいじゃない。」
 そう思って、床に臥せば宜しいのです。
 何も死ぬわけじゃないんですから。