資料作成

 朝5時の日差しとともに眠りに付きました。今日5時まで、生まれてから今までの記録を資料として改めて作っていました。明日、大学病院に再提出するための資料です。


 自分の人生をこれだけ振り返った時間は無かったように思います。
 「自分はそれなりの頭脳を持ち合わせているんじゃないか」と思っていましたが「普通より劣っている頭脳を持ち合わせている」と気が付きました。
 「上の下くらいだろう」と思っていましたが「下の上くらい」だと気が付きました。
 自分を知ること。自分自身の力で自分を知ることには限界があります。それは、鏡無くして自分の背中を見るような作業であり、到底容易なことではありません。自分自身との戦いであり、外見より内面と戦った数ヶ月でした。


 自分の作った論文も読み返してみました。賞金まで戴いた論文ですが、恥ずかしくて何ともいえないレベルに見えました。そう思っているだけかもしれませんけどね。自信を失っているだけかもしれませんけどね。でも、見えてしまうのです。それは成長したからなのでしょうか。それとも本当に劣っているのでしょうか。


 自分を知ろうとすればするほど、これほど不思議な存在はないと感じる今日この頃です。