配偶子たる悩み

ここ数週間、再び『男女関係』で悩むとは思いませんでした。


備忘録として今までの流れを書いておきますと、研究室の発表をサボり、授業もサボり、勉強もサボり、何をやっていたかというと悩んでいただけです。
バイトに行っては悩み、大学院に行っては悩み、内定者同士の飲み会でも悩み、本を読んでいる最中でも悩み、寝ては悩み、起きては悩み、ともかく頭から離れなかった上に、結果として現実問題は決して解決せず、フラストレーションが溜まる一方でした。相手の女性を前にして、異常なまでに悩む理由が全く分からない。何とも気持ち悪い感覚でした。


改めて考えれば、何ゆえ25歳にして、急に『焦り』にも近い『男女関係』への『欲求』が生じ、解消しえないことに悩みを感じたのか?
この命題は、当初、とても解決しえないのではないかと思いました。男女間の悩みは理性で生じえる問題ではなく、間違いなく生理的欲求に近い。それに、私がこの手の経験で不足している事も拍車を掛けました。


考えたのは、相手の女性についてでした。何でこれ程までに魅かれるものがあるのか。
顔?
性格?
身体?
性癖?
年齢?
価値観?
社交性?
しぐさ?
話し方?
どれもこれも『これだ!』という要素が見当たりません。考えれば考えるほど消えてしまいます。


次に考えたのは、私自身と私の周辺環境です。
それこそ自分がモテるのかモテないのかといった低次元から始まり、自分の周囲の人がどういった交際関係を有しているのか。
先週に個人輸入した薬のせいか?
周囲の女性に影響されたのか?
社会人になる上での不安が原因なのか?


最後は知人へ相談。S氏(ニート・25)にご相談しました。
私(´Д`)「実は、カクカクシカジカ・・・云々かんぬん・・・」
S( ´∀`)「俺、女と付き合ったことないからわかんねーけど」
S( ´∀`)「お前さ、自分が動物だって事を忘れてない?」
意味が分かりません。
どういうことか?
氏曰く、無意識のうちに自分自身を決め付け、私が相手の女性しかいないと考え込み「子孫を残さないとダメだ!」という欲求が生じたと解釈すれば良かったのです。生物としての欲求。難しく言えば、社会生物学における地理条件を加えた配偶子と生存競争の相対的価値を解釈すれば良かったのです。


S( ´∀`)「その歳で視野狭窄?w」
目から鱗とはこのこと。大して深く知りもしない女性にココまで悩むのか、ようやく理性で理解が出来た瞬間でした。もう情けないやら、馬鹿馬鹿しいやら。この時ばかりは本当に情けなく思いました。


ここまでが昨日のお話です。詳細を省いた分、訳のわからない内容となりましたがご了承下さい。私の悩みなんざ、レベルの低いものばかりですしね。
ともかく今は晴れ晴れとした気分です。